更新日:2023/02/16
Instagramでメッセージを送るにあたり、どんな内容を送ればいいか悩みますよね。そこでこの記事では、 Instagramのメッセージ配信のコツをご紹介します。メリット・デメリットはもちろん、デメリットの克服法も解説しています。 売上や関係強化につながるような効果的な方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Instagramのメッセージ配信機能は、正式には「Instagram Direct」といわれます。他のSNSでも実装されているような機能で、Facebookのmessengerと同じ機能になります。
「いいね」や「コメント」などと違い他の人が見ることはなく、個別に連絡をすることができます。また、1対1のメッセージだけではなく、1対多数のグループメッセージを送ることも可能です。
LINEのトーク画面に似ており、メッセージが読まれた場合は「既読」マークがつきます。また、メッセージを送る相手がオンラインの場合は、緑の点が表示されるオンライン状態が確認できる機能も実装されています。
テキストだけではなく、ボイスメッセージやビデオメッセージ・GIFアニメの送信・投稿、ストーリーズのシェアなどさまざまな情報を送ることができるのも魅力の1つでしょう。ビデオ通話などをすることができ、またフォロワー以外にもメッセージをおくることが可能です。
Instagramのメッセージは、他のSNSのメッセージよりも開封率が高く、伝わりやすいといわれています。そのため、最近は企業がInstagramを活用しマーケティングを行っており、ビジネスで注目されているツールの1つです。
配信するだけではなく、不明点などの質問対応のためにメッセージ機能を活用している企業もあります。
続いて、Instagramでメッセージ配信をするメリット・デメリットを解説します。
メリットは、なんといってもユーザーの生の声を聞くことができることです。
「いいね」や「コメント」は公開されているので、しにくいと思うユーザーもいます。一方メッセージは非公開の情報になるので、ユーザーの本音を聞きやすくなるでしょう。
また、メッセージのやり取りをすることにより、そのユーザーとの親密度が高まります。親密度が高まると、フィードやストーリーズの表示順も高まります。そのため、企業が発信した情報を見てもらえる確率が高まるでしょう。
デメリットは、対応に手間がかかることです。
メッセージを送るということは、来る場合もあるということです。来たメッセージに対して、対応をしなければ不信感をあたえてしまう可能性もあるでしょう。
とくに認知度がある企業であればあるほど、膨大なメッセージがよせられます。それに対応をするのは、手間がかかるでしょう。
また来るのはよいメッセージだけではありません。アンチや詐欺などのメッセージが来る場合もあります。
しかしそのようなデメリットを克服する方法が存在します。
それでは具体的に、メッセージの3つの配信方法を紹介します。
自分のフィード画面から、メッセージを配信することができます。
以下の手順で行うことができます。
相手のプロフィール画面から、メッセージを配信することもできます。
以下の手順で行うことができます。
ユーザーが投稿した、ストーリーズやリール投稿からメッセージを配信することもできます。
以下の手順で行うことができます。
もし送るメッセージに誤字脱字があったり、間違えてしまったりした場合は、メッセージを取り消すこともできます。
送信したメッセージは消え、相手は閲覧ができなくなるので安心です。
方法は、送信したメッセージを長押し「送信を取り消す」をタップするだけです。
それでは、Instagramでメッセージ配信を行うときのコツを7つをご紹介します。
メッセージは、相手にあわせて送ることが非常に重要です。自分に関係ないメッセージばかりでは、ブロックされてしまう恐れがあるでしょう。
例えば、40代のビジネスパーソンに「学割」のクーポンを送っても、活用されることはなく、不信感をあたえてしまう可能性があります。「私にとってお得な情報が送られてきた」と思ってもらえるような内容を送ることが重要です。そのためには、セグメント配信(ユーザーの属性グループごとに絞り込んだ配信)を行うことがおすすめです。
20代大学生や50代主婦・40代ビジネスパーソンなどグループごとに、その人たちにとって有益な情報を発信しましょう。
またメッセージを送るタイミングも重要です。ターゲットごとに、Instagramを見るタイミングが異なります。例えば、学生であればお昼や夕方、主婦であれば午後、ビジネスパーソンであればお昼や夜などです。
あわないタイミングで配信をすると、メッセージが埋もれてしまい見られない可能性もあります。そのため、ターゲットごとにメッセージを配信するタイミングも検討するとよいでしょう。
メッセージを送るときは「伝えること」ではなく「伝わること」を意識しましょう。そのため、相手が読みやすく理解しやすい言葉・文章にすることが大切です。
例えば、専門用語はどの程度使うのか、文章の固さはどの程度にするのかなどは、想定するユーザー(ペルソナ)をもとに考えましょう。専門用語が多すぎると相手は理解できず、そもそも読むことを辞めてしまう場合があります。
また、文章が固すぎると読みにくい印象をあたえ、逆に柔らかすぎると幼稚な印象をあたえます。そのため、どの程度がよいのか考えましょう。
また、スマホで見るユーザーが多いと想定されます。一文の長さや全体の文章の長さにも気を配りましょう。一文が長すぎたり、全体の文章が長すぎると、ユーザーは読むのに疲れてしまいます。
メッセージを送る頻度にも、注意をしましょう。
ビジネスアカウントでメッセージを送る場合は、キャンペーンや商品・サービスのPRも多くなると思います。必要な相手に適切なタイミングでメッセージを送ることができれば、それにより商品の購入や来店につなげることができます。
しかし、だからといって送りすぎには注意が必要です。
1日に1回や2日に1回など頻度が多すぎると、相手に悪い印象をあたえてしまう場合があります。最悪の場合は、フォローを辞めてしまったり、ブロック、通報などにつながる可能性も。
相手との距離感を見極めながら、不快に思われない頻度を心がけましょう。
Instagramでは、テキスト以外も送ることができます。
テキストであればわかりやすいメッセージとすることができますが、他の方法も活用することで変化をつけ、興味をひくことが可能です。
PRする商品やキャンペーンの内容もふまえ、どのような方法がよいかを考え、工夫しましょう。
メッセージ以外の送信できる内容や活用方法は下記の通りです。
前述の通りInstagramのメッセージでは、テキスト以外にもさまざまな情報を送ることができます。そのため、不用意に位置情報やプライベートな情報などを送ってしまうことに注意しましょう。最悪の場合、トラブルに発展してしまう可能性もあります。
なりすましや詐欺のメッセージが送られてくる場合もあるでしょう。フィッシング詐欺やアカウント乗っ取りの場合もあります。アカウントが乗っ取られてしまうと、企業の信用を失いかねません。
送る内容・送り先も注意が必要ですが、受け取ったメッセージにも注意をしてください。
Instagramのメッセージ画面では「既読」や「オンライン」などが、お互いに確認できるようになっています。
こちらが発信したメッセージに対して、質問などの返信があった場合、既読無視をしてしまうと相手に不信感をあたえる可能性があります。
そのため、メッセージに対して返信をすることも重要です。もちろん、すべてのメッセージに返信をするのは手間もかかります。
どのようなメッセージであれば返信をするのか、場合によってはスタンプなどで対応をするなどのルールを決めておくとよいでしょう。
ちなみに、送られてきたメッセージをダブルタップすると「いいね」をつけることができます。
Instagramでは、返信をサポートする機能があります。この機能を上手に活用し、返信の効率化をしましょう。
具体的に3つの機能を紹介します。
メッセージの返信効率を上げるためには、クイック返信機能を活用する方法もあります。クイック返信は、定型文を登録し、それをすぐに返信できる機能です。
登録方法と利用方法は下記の通りです。
【登録方法】
【利用方法】
もしくは、
メッセージとともに設定をしたショートカットを入力しましょう。
メッセージの受信先を振り分ける機能として、フォルダわけ機能を活用する方法もあります。
Instagramには「メイン」と「一般」の2つのフォルダが用意されています。例えば、インフルエンサーや企業アカウントの連絡はメイン、フォロワーとの連絡は一般など使い分けると便利でしょう。
メッセージのフォルダを移動する場合は、メッセージを長押しし、○○フォルダに移動をタップするだけです。簡単に使うことができます。
重要なメッセージには、フラグをつけ視覚的にわかりやすくする方法もあります。
フラグ機能を活用すると、メッセージの右に三角のマークがつくので、見落としや返信のし忘れを防ぐことができるでしょう。
メッセージを長押しし、フラグをタップするだけで簡単です。
フォルダわけやフラグ機能を使う場合は、混乱を招かないために会社でルールを決めておくとよいでしょう。
「Instagramでマーケティングを始めたけれど、売上が伸びない。」
「フォロワーごとに効果的なメッセージを送りたい!」
「問い合わせの対応だけで手一杯、重要な施策が打てていない......」
そんなお悩みをお持ちの方には「sikiapi(シキアピ)」がおすすめです。
メッセージ配信のデメリットであった「対応に手間がかかる」という問題を解決することができます。
sikiapiとは、InstagramでCRM・マーケティングオートメーションができるツールです。顧客対応や、一斉配信、クーポン配信などを自動化し、効率的にメッセージ配信を行うことができます。チャットボット機能が充実しており、メッセージ対応の手間を丸々任せることが可能です。
sikiapiでは、
など、Instagramを使った効果的なマーケティングに使用できます。
興味のある方はぜひお問い合わせください。
sikiapi(シキアピ)|対話型マーケティングツール
今回は、Instagramでのメッセージ配信のコツをご紹介しました。ぜひこの記事を参考に、Instagramでメッセージ配信をしてみてください。
そして、より効果的な活用をしたいと考えている方は、「sikiapi(シキアビ)」を利用してみてはいかがでしょうか。
株式会社リクルートホールディングスでWEBマーケティング業務および事業開発を経験し、アメリカの決済会社であるPayPalにて新規事業領域のStrategic Growth Managerを担当の後、株式会社Enigolを創業。対話型マーケティングによる顧客育成から売上げアップを実現するsikiapiを開発。