更新日:2025/06/18
Instagramは定期的にアップデートが行われて、新機能が追加されます。 また、各種機能やアルゴリズムの変更もあるため、SNS担当者はInstagramの最新情報を把握することが大事です。 本記事では、2025年現在におけるInstagramの新機能や仕様変更などについて紹介します。
2025年になってからInstagramにはさまざまな新機能が追加されました。
どのような機能が追加されたのか詳しく紹介します。
Instagramには2025年4月10日から地図機能が追加されました。
地図機能とは現在の位置情報を他のユーザーに共有できる機能です。
デフォルトでは地図機能はオフになっており、設定すれば利用できます。
位置情報をシェアすれば、自分の現在地が他のユーザーに共有されるため、さまざまな機会に活用できる機能です。
たとえば、待ち合わせをしたい場合やお店の場所をシェアしたい場合に利用できます。
ただし、投稿の有無に関係なく共有されるため、自宅の場所まで共有される可能性がある点には注意が必要です。
ログイン中のデバイスの場所が共有される仕組みのため、ビジネス用のアカウントであっても、自宅の場所が知られるリスクはあります。
地図機能は位置情報を共有するユーザーの範囲を柔軟に設定できるのが特徴です。
たとえば、フォロワーにのみ位置情報を共有できます。
プライバシー保護の観点に注意しながら活用しましょう。
参考元:Meta社公式HP
Instagramの新機能の1つがブレンド機能です。
ブレンド機能とは、リール動画を共有できる機能で、DMから招待して利用します。
招待したユーザーとリール動画を共有することで幅広い活用の仕方を考えられるでしょう。
たとえば、企業がプロモーションのためにブレンドを利用できます。
ファン同士でリール動画を共有できるため、広告動画の拡散力が高まるのを期待できるでしょう。
インフルエンサーとコラボした動画をブレンド機能で拡散してもらい、ブランドの認知度を高めるといった使い方も考えられます。
ブレンド機能の追加により、Instagramにおけるユーザー体験の幅が広がりました。
Instagramをマーケティングに活用する際には、ブレンド機能による拡散力を考慮することが重要になるでしょう。
Instagramのフィード投稿の比率は、従来の正方形(1:1)から縦長(3:4)に変更されました。
縦長の比率になった理由は、スマートフォンで閲覧する際の視認性を上げるためです。
Instagramのユーザーの多くはスマートフォンで撮影した写真を投稿する傾向にあります。
ユーザーの需要の変化に合わせた形でフィード投稿は縦長で表示されるようになりました。
また、Instagramで人気の高い機能であるリール動画の表示比率も縦長(9:16)です。
リール動画に合わせてフィード投稿の表示も縦長になったとされています。
今後、Instagramに投稿する際には、縦長の比率に最適化することが重要です。
文字やレイアウトなどのバランスを上手く調整することが求められます。
縦長の比率になることで写真の訴求力を高められる点はメリットです。
縦長比率の投稿を上手く活用すれば、マーケティングにおいて大きな効果を期待できるでしょう。
参考元:Social Media Today
友達が「いいね!」やコメントをした投稿についてリールに表示される機能がInstagramに追加されました。
リールを再生すると、画面の右上に友達のプロフィールやコメントアイコンが表示されます。
友達のアイコンをタップすれば、友達が「いいね!」やコメントをした投稿を確認できます。
ユーザー同士のつながりを深めることを狙った機能です。
友達が「いいね!」をした動画をチェックすれば、新たな発見につながります。
上記の機能は企業のマーケティングにおいてプラスになる可能性が高いです。
Instagramの投稿に反応してくれたユーザーがいれば、そのユーザーの友達にもリーチできます。
拡散される投稿の作成がより重要となるでしょう。
参考元:Edits
2025年にリリースされたInstagramの新しい動画編集アプリが「Edits」です。
「Edits」によって動画撮影から編集、投稿までの作業を行えます。
AIアニメーションや効果音、自動キャプションなど豊富な機能が搭載されており、Instagramでクリエイティブな投稿をするサポートをしてくれるアプリです。
アイデアを書き留めておく付箋を作成できる「Ideas」やトレンド動画が表示される「インスピレーション」など機能が充実しています。
投稿のパフォーマンスをデータ分析できる機能もあり便利です。
ビジネスでも活用できる機能が揃ったアプリであり、無料プランでも多くの機能を使えます。
AI編集ツールや高度なエフェクトなど高度な機能を利用できる有料プランの「Edits Pro」もあり、幅広いニーズに対応可能です。
参考元:ティーンアカウント
Instagramの新しい機能としてティーンアカウントが登場しました。
日本では2025年1月21日から導入されており、13歳から17歳までのユーザーを保護するのが目的の機能です。
ティーンアカウントは年齢条件を満たすユーザーに対して自動で適用されます。
連絡できる人や表示されるコンテンツに制限を設けることで10代のユーザーが安心してInstagramを利用できる環境が実現します。
ティーンアカウントに該当するとデフォルトで非公開となり、フォローしているユーザーからしかDMを受け取れません。
投稿のタグ付やメンションなどもすべてフォローユーザーからのみ受け取れます。
ティーンアカウントで表示される広告にも制限が設けられる点に注意が必要です。
ダイエット商品や金融商品、アルコールなどの広告は、ティーンアカウント上に一切表示されなくなります。
10代を対象にした広告を出す際には、制限に引っかからないようにしましょう。
2025年内にInstagramへ追加される予定の機能が「Movie Gen」です。
Meta社の開発した動画生成AIを用いた機能であり、テキスト入力のみで動画を自動で作れます。
さらに、効果音やBGMの生成も可能で、既存の動画の編集もできるため、機能性が高いです。
「Movie Gen」を活用すれば、専門的なスキルや機材がなくても動画制作ができるようになります。
「Movie Gen」を上手く活用すれば、動画制作の内製化も可能です。
Instagramは2025年度においてさまざまな点が変更されました。
どのような仕様変更があったのか詳しく紹介します。
Instagramは2025年度にコンテンツフィルターの緩和を発表しました。
コンテンツ管理ポリシーに変更があり、表現の自由を重視する方針となります。
また、ファクトチェッカーの使用が廃止され、Xに実装されているコミュニティノートと同様の方式でファクトチェックを行うことになりました。
従来のファクトチェックの方法では公平性が担保されなかったからです。
コンテンツフィルターの緩和により、有害なコンテンツは今まで通りに制限され、無害なコンテンツが誤った判断で削除されることがなくなると期待されています。
参考元:Meta社公式ブログ
Instagramで提供されていたノート機能は2025年4月3日から利用できなくなりました。
投稿やリールに一言メッセージを追加できるのがノート機能です。
投稿についてカジュアルに背景や感情を伝えるのに利用されていました。
ノート機能の提供が終了したのは、利用率が低かったためです。
そもそもノート機能の存在を知らないユーザーも多く、Instagramの機能として定着していませんでした。
今後もInstagramでは利用率の低い機能は廃止されていく可能性が高いです。
多くのユーザーに使われる機能のみを残す方向で開発が進められていくと考えられます。
機能の追加や廃止に関する情報は定期的にチェックしましょう。
Instagramのリール動画は3分までの動画投稿が可能になっています。
従来は1分だったため、3分に拡大されたことで多くのメリットがあります。
3分までのリール動画を作成できるため、作成するコンテンツの幅が広がる点がメリットです。
長尺動画は上手くいけばユーザーを長時間惹きつけられるため、エンゲージメントの向上にも寄与します。
Instagramをマーケティングに活用する上で、今後は長尺動画のコンテンツ作成も重要になるでしょう。
長尺動画を投稿することで、より魅力的なプロモーションが可能になります。
長尺動画のメリットを活かすために適切なコンテンツ設計を行うのが大事です。
2025年にInstagramはアルゴリズムが見直され、リール投稿のランク付けにフォロワーの数は影響されなくなりました。
フォロワーが少ないアカウントであっても、魅力的なリールを投稿すればリーチを伸ばせるようになります。
また、オリジナルコンテンツを重視し、リポストが制限される変更もありました。
同じコンテンツが複数ある場合は、オリジナルの投稿が優先的に上位表示されます。
リポストを頻繁に行うとリールやフィードのおすすめに除外されるようになったのも変更点です。
今後はInstagram運用においてオリジナルコンテンツを発信する価値が高まります。
多くのユーザーにリーチするために、オリジナルコンテンツの設計・制作がより重要になるでしょう。
Instagramを運用していくならば、新機能や仕様変更などの情報を常にチェックしておくのが大事です。
最新情報をチェックする上で重要なポイントを紹介します。
Instagramは定期的に新機能の追加や仕様変更が行われます。
何か大きな変化がある度にSNS戦略の見直しが必要になる点に注意が必要です。
たとえば、新機能が追加されたことでInstagram運用の幅が広がるケースがあります。
新機能がマーケティングにおいて大きな効果を期待できるものであれば、活用できないか検討してみましょう。
仕様変更があった場合は、新しい仕様に最適化を図る必要があります。
新しい仕様においてマーケティングの効果を最大限に高められるようにInstagram運用の仕方や方向性を変えなければいけません。
Instagramに大きな変更がある度に戦略の見直しを行いましょう。
Instagramのアルゴリズムが変更されると、SNS戦略に大きな影響を与えます。
Instagramで各ユーザーに表示されるコンテンツが決まる仕組みがアルゴリズムです。
Instagram運用では、アルゴリズムに合わせて戦略を練りコンテンツを設計することで、自社コンテンツが多くのユーザーにリーチします。
アルゴリズムが変更されると、今まで通りの戦略では上位表示されにくくなる可能性があります。
Instagramで定期的に行われるアルゴリズムの変更について速やかに対応しなければいけません。
Instagramでは規約やポリシーの変更も頻繁に行われるため気をつける必要があります。
Instagramの規約やポリシーに違反すれば、アカウントの停止や削除などのペナルティを受けるケースがあるからです。
規約・ポリシーの変更によって、これまで認められていた行為が禁止されるケースがあります。
投稿するコンテンツの内容に関する規約・ポリシーの変更には特に注意しましょう。
Instagramを運用していくにはコンテンツの作成や投稿、管理など多くの業務が発生します。
新機能の追加や規約変更などへの対応も必要になるため、運用にかかる手間やコストの負担は大きいです。
自社のリソースだけでは対応しきれずに苦労するケースは珍しくありません。
Instagram運用の負担を解消するための手段として、CRM・MAツールの導入は効果的です。
適切なツールを選定すれば、Instagramでのメッセージ送信や顧客対応などの業務を自動化できます。
Instagram運用で発生するメッセージ送信などの業務を効率化したいならば、sikiapi(シキアピ)の導入がおすすめです。
sikiapi(シキアピ)は業務の自動化に利用できるCRM・MAで、目的に合わせてメッセージの自動配信を行えます。
たとえば、InstagramのDMからの質問への回答を自動送信させることが可能です。
来店してくれた顧客に次回の予約・注文を促すメッセージを自動送信することもできます。
sikiapi(シキアピ)は豊富な機能が搭載されたツールであり、さまざまなシーンで活用可能です。
プログラミングの知識なしで導入できて、Instagramを利用した施策の実施に役立ちます。
Instagram運用で課題を抱えているならば、sikiapi(シキアピ)の導入を検討してみましょう。
sikiapiとは、チャットボットサービスを中心としたCRM・MA(マーケティングオートメーションツール)です。マーケティングオートメーションツールという名の通り、マーケティングを自動化することができるのが最大の特徴です。マーケティングには広告、宣伝、出版物、電車のつり革広告、テレビや新聞等のマスメディア等、様々な種類がありますが、sikiapiが得意としているところはSNSになります。
現代は、SNS経由で一般消費者が消費をすることも増えてきており、マーケティングにはSNS運用は欠かせません。ただし、SNSは企業のみならず個人でも発信が出来てしまいますので投稿が埋もれやすく、ライバルが多いレッドオーシャンです。競合他社の企業アカウントだけではなく、フォロワーが多いインフルエンサー、TVでも活躍している芸能人、一般人でも知識をけた外れに持っていたり、見た目が芸能人以上に良かったり、SNSにはライバルが非常に多く存在します。
SNS運用は、大変手間と時間がかかる作業となります。例えば大手企業では、それだけで専属の人材が居たり、SNS運用だけの部署が存在し、予算を取っている場合も多く見られてきました。SNSがマーケティングに有効である現在、大手企業もSNSに力を入れています。
sikiapiの特徴としてまず挙げられるのは、独自機能である「シナリオ配信」機能です。事前に登録しておいた複数の配信したい文章や画像を連続で配信できる機能で、ユーザー行動、反応に合わせて適切なメッセージを配信できます。
シナリオ作成画面から送信するメッセージのテンプレートを選択し、クリック操作のみで簡単にシナリオ配信のフローを作成できます。
シナリオ配信では、以下のような配信が可能です。
年齢、性別、購入有無などユーザー属性に合わせたメッセージを配信することが可能です。
ひとりひとりに適切なアプローチを実施することで反応率を向上させます。
sikapi独自のIDとパスワードを発行するため、LINEやInstagramのアカウントを運用者に共有する必要がなく、セキュリティ面でも安心してお使いいただけます。
LINEとInstagram間でユーザーの行動や履歴を共有できるため、管理の手間を省くことや重複したメッセージの配信を避けることができ、ユーザーに適したアクションを実行できます。
その他には、自動応答機能やフォーム機能、LINEやInstagramの機能には出来ないユーザー情報自動反映、ダッシュボード分析機能などがございます。
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項目 | 内容 |
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サービス名 | sikiapi(シキアピ) |
会社名 | 株式会社Enigol |
公式サイト | https://sikiapi.com/ |
本記事では2025年に追加されたInstagramの新機能や仕様変更などの最新情報を紹介しました。
地図機能の追加やフィード投稿の比率の変更など2025年になってから変更された点は多いです。
定期的に新しい機能が追加されるため、新機能の情報をいち早く把握して活用しましょう。
Instagramは多くのユーザーが利用しており、マーケティング施策を実施すれば大きな効果を期待できるSNSです。
ただし、Instagramの運用はさまざまな作業が発生して多くのリソースを消費します。
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Instagramの効果的な運用のために新機能などの情報に積極的にキャッチアップしていきましょう。
株式会社リクルートホールディングスでWEBマーケティング業務および事業開発を経験し、アメリカの決済会社であるPayPalにて新規事業領域のStrategic Growth Managerを担当の後、株式会社Enigolを創業。対話型マーケティングによる顧客育成から売上げアップを実現するsikiapiを開発。