更新日:2025/07/30
インスタのフォロワーを増やすためには、どのようにしたらよいでしょうか。 インスタグラムは友人とやり取りするだけではなく、マーケティングツールとしてさまざまな企業が、顧客とつながるためにも活用できます。しかしフォロワーを増やすことができず、悩んでいることもあるのではないでしょうか。 本記事では、インスタのフォロワーを増やすための方法について、その解決法まで紹介します。
インスタグラムなどのSNSは、企業にとっても安価に運用できるメリットがあります。
最近SNSでの運用を利用して、ホームページなどと連動したビジネス分野への展開も広がっています。自社商品のブランディングや営業部門などにおいては、今後も重要なツールとしてSNSがますます活用されていくと考えられます。
たとえば企業は、実際のコスト以上に、マージンなどへの支払いがふくらんでいる可能性があります。インスタグラムなどSNSを利用すれば、かなりの低コストの運用が可能です。
インスタグラムのメリットには、情報の伝達性やリアルタイム性もあります。その特性を利用するものになりますが、伝達性の高さやリアルタイム性によるメリットははかりしれません。企業では、そのようなリアルタイム性は不要という意見もないではないですが、ニュースより早く届くのは、大変魅力的です。グローバル展開する企業では、各国にある展開先企業への情報伝達、特に自社情報など細かなことでも、すぐ伝達したい、というような場面もかなりあるはずです。サプライチェーン展開において、リアルタイム性は必須となっており、各国に自社拠点を構築する場合でも、補完的な業務として利用できます。
まだまだ企業でのSNS運用は盛んとはいえませんが、インスタグラムなどを積極的に運用しており、先進的な事例も出てきています。
大手企業ばかりでなく、中小企業でも今後の進展に注目していますが、むしろ中小企業の方が、自社商品やサービスの展開にはピッタリなクラウド環境ともいえます。ネット環境では、顧客管理システムなど、専用の運用ソフトで実施するマーケティングツールもかなりありますが、簡易な広報手法として便利に使用できるのが、インスタグラムなどのSNS運用ともいえます。
個人でも活用されているように、それほど大きなコストは投資することなく始められます。よくインフルエンサーという言葉を聞きますが、インフルエンサーのほとんどは最初は小規模で、マーケティング分野でいうところのニッチな領域から開始しています。これは企業におけるSNS運用においても、特にヒントになります。
特にインスタグラムは、動画などの投稿にも利点があり、化粧品などのビジュアル利用には定評があります。このため顧客を対象とする企業においてはさらに有利です。
インスタグラム運用のためのツール例として、sikiapi(シキアピ)があります。
sikiapiは、インスタグラムと連携し、業務の自動化や顧客対応を効率化できるCRM・MA(マーケティングオートメーションツール)です。
情報提供や、販売促進、リマインドなど、目的に応じたメッセージを配信することが可能です。
例えば、顧客に新商品の情報を効果的に伝えたり、キャンペーンの参加を促したりする際に、ユーザー属性や過去のアクションに合わせた最適な構成のメッセージを自動で生成できます。
指定した日時にメッセージを配信ができ、複数ユーザーへの一斉配信も可能なので、キャンセル防止など様々な場面で活用可能です。
sikiapiは、LINEとInstagramのメッセージング機能を統合した会話型マーケティングプラットフォームです。リード獲得から顧客育成、売上最大化までを一貫して支援し、幅広い層へのアプローチや顧客エンゲージメント向上を目指す企業に特におすすめです。
sikiapiを活用することで得られる4つのポイントをご紹介します。
①リード・顧客コミュニケーションの一元管理
Instagramメッセンジャーを通じたリードや顧客とのコミュニケーションを一括で管理し、売上の最大化をサポートします。
②リターゲティング広告の代替と費用削減
従来のCookie規制によるリマーケティング広告のように再アプローチに広告費用をかけることなく、無料で離脱した見込み客へ何度もアプローチできます。一度DMに誘導することで、一人ひとりにあった情報を集めたり、やりとりしたりできるようになります。
③詳細なデータ計測と分析
メッセージの開封率やクリック率、顧客の行動履歴、コンバージョンに至るまでの詳細なデータをダッシュボードで分析し、PDCAサイクルを回して施策を改善できます。
④多様な自動化・パーソナライズ機能の活用
Instagram内で効率的かつ自動的なコミュニケーションを実現し、売上向上に貢献する豊富な機能が利用できます。
sikiapiの主な機能を3つご紹介します。
①セグメント配信
sikiapiのセグメント配信は、ユーザーを区分けし、それぞれのセグメントに合わせたメッセージを配信できます。Instagram公式アカウントでは取得が難しい性別・年代・OS・居住地などの詳細なユーザー情報を収集し、そのユーザーの属性に基づいて、より細かくパーソナルな配信が可能なため、高い反応率と大幅なコストダウンにつながります。
②シナリオ配信
sikiapiのシナリオ配信は、ユーザーの「友だち登録」や「購入完了」などの行動に応じて、事前に設定したメッセージを自動で配信する仕組みです。Instagram公式アカウントでは取得が難しいユーザーデータ(性別・年代・行動など)を収集し、それに基づいて適切なユーザーに合わせたパーソナルな配信が可能なため、反応率や顧客エンゲージメントの向上につながります。
③自動応答機能
sikiapiの自動応答機能は、ユーザーがボタンをタップするなど、特定の行動を起こした際に、事前に設定された特定のメッセージを自動で返信する機能です。これにより、ユーザーからの問い合わせや選択肢に対して、即座に適切な情報を提供できます。たとえば、FAQ(よくある質問)への対応にも活用可能です。
項目 | 内容 |
---|---|
サービス名 | sikiapi |
会社名 | 株式会社Enigol |
公式サイト | https://sikiapi.com/ |
インスタのフォローを増やす運用時のコツについても、解説します。
インスタグラムを利用して、顧客を獲得したり利益をあげたりするためには、一定数以上のフォロワーが必要になるケースも少なくありません。
インスタグラムの特徴としては、多様な情報発信がよく受け入れられています。一般の人が対象のSNSインフルエンサーなどが、その例となります。
このためインスタグラムにおいては、特に特徴のある情報発信をおこなうことが大切です。特徴のある発信というと、何かインフルエンサーが必要とか思われる向きもあるかもしれませんが、そのような対応はかなりあふれています。
インスタグラムの利用においては、自社が属する業界の独自性をまずアピールしてはどうでしょうか。地方公共団体などでも、独自性発信をおこない、飛躍的にインバウンド客などが増えた例もあります。なんでもない自社アカウントの取り組みが、他業界の人からみると、興味深いといった例もあるのではないでしょうか。
企業を相手として商売する場合は、相手は企業自体とされがちですが、少し異なる事情もあります。というのは、運用時の紹介記事などを読むのは、相手先企業の個人だからです。したがって、通常のSNSと同様に、企業の中の個人が関心を持ちそうな話題であると、さらに効果的です。自社運用者の顔がみえるようなインスタ運用を心がけるとよいでしょう。
フォロワーを増やすための日常的な運用の方針や、取り組みについて以下のポイントがあります。
インスタ運用において、プロフィール情報はアカウントの第一印象を決定づける重要な要素です。企業アカウントでは、自社の特徴や提供価値がひと目で伝わる明確な説明文を掲載し、ブランドイメージと統一感のあるビジュアル(ロゴや代表的な商品の写真など)を活用することが求められます。
さらに、プロフィール情報は一度作成したら終わりではなく、定期的に見直しと更新をすることが重要です。イベントやキャンペーン、セール、新商品のリリースなど最新情報を盛り込むことで、ユーザーにとってフォローする理由を常に提供し続けることができます。特に、フォロー特典や限定情報の発信を明示することで、フォロー率の向上にもつながります。一方、情報が古かったり更新頻度が低い場合は、アカウントへの信頼性が損なわれ、新規フォロワー獲得の機会を逃す可能性があります。継続的な情報発信と視覚的な魅力の両方を設計することでインスタ運用の全体のパフォーマンスを大きく左右する基盤となります。
インスタのフォロワーを効率的に増やす上でターゲットを明確にすることが重要です。まずは、年齢層や性別、ライフスタイル(学生、主婦、社会人、フリーランスなど)、興味や悩みなど誰に見てもらいたいかを具体的にイメージしましょう。たとえば美容情報であれば、肌悩みのある30代女性をターゲットにすると効果的です。また、カフェ情報であれば休日のおでかけにおしゃれな場所を探している20代女性を想定するといいでしょう。
さらに、インスタを運用するうえでペルソナの設定も大切です。ペルソナとは、自社の商品やサービスを「どのような人に届けたいか」を明確にするための具体的な人物像のことです。その架空の人物像を想定することで、何を投稿すれば関心をひけるか、どのような言葉で伝えるべきか発信の方向性が見えてきます。
ターゲットを明確にすることで、投稿内容に一貫性がうまれ、アカウント全体のテーマや方向性がブレにくくなります。その結果、フォロワーからも共感しやすくなり、「いいね」やコメントといった反応も得やすくなります。
アカウントに良いレビューをできるだけ多く集めることも、対策として大切です。コメントにはできる限り返信をするなど、Web上でも自社ホームページのようにコミュニケーションを意識するとよいでしょう。
投稿された評価とコメントは、フォロワーが押す商品選びなどの一つの基準となります。インスタフォローの状況は、自社のアカウントの印象を大きく左右します。良い評価も悪い評価も、すべてに心を込めて返信することが大切です。ホームページでの対応と同様に、自社のアカウントの誠実さと向上心をアピールすることにもつながります。高い評価の獲得はもちろんですが、厳しい意見も受け止めることで、サービスの改善点を見つけ、より良いインスタ運用を提供する機会に変えるようにしましょう。
UGCとはUser-Generated Content(ユーザー生成コンテンツ)の略で、企業やブランドではなくユーザー(消費者)が作ったコンテンツのことを指します。
たとえば、購入した洋服を着用した姿を購入先のブランド情報がわかるタグを付けて投稿したり、コスメを使用しその特徴や使用感をインスタライブや投稿で紹介する行為などが該当します。
インスタはテキストより画像や動画をメインで投稿されており、情報を瞬時に伝えられる上、使用イメージが沸きやすいためテキストよりも人の購買意欲を高めやすいといえます。その結果、企業やブランドの認知度が向上しフォロワー数の向上にも貢献します。
ストーリーズやリールを活用することでリーチの最大化を目指すことができます。たとえば、リールは「おすすめ」や「発見タブ」に表示されやすいため、非フォロワーへ拡散される仕組みとなってます。また、ストーリーズも「タグ」や「位置情報」を活用したり、インスタ運用者の裏側や日常を紹介することで親近感が生まれ、より多くの人に情報が届きやすくなります。そのため、新規のユーザーが増加し、フォロワーの獲得に直結するといえます。
また、インスタのアルゴリズムはリールやストーリーズのような動的なコンテンツを重視して表示される傾向があります。投稿が保存やシェアをされたり、最後まで視聴されたりするほど優先的に表示されやすくなります。高品質な投稿をする必要がありますが、非フォロワーからも投稿が発見されやすくなり、フォロワーの増加が期待できます。
企業のアカウントをはじめて訪れた場合、最近の投稿は特に参考にされてしまいます。アカウントを見た人が関心がもてるように、企業独自の投稿を実施するようにします。
企業対企業の場合で、フォロワーの対象が個人以外でも、先方企業では、担当の個人がその投稿を注視しています。個人の場合と同様に、人が読んでおもしろいと思えるような投稿をするのが、ベストです。また自社のアカウントに適した、雰囲気やテイストなどにする必要もあり、これには写真や動画は有効です。
特にインスタグラムは、動画や写真の投稿機能に優れているので、是非利用しましょう。たとえば、自社がアピールしたい技術に関する動画や新商品の紹介写真など、企業の独自性を主張できるような投稿にするのが大切です。
インスタグラムのフォロワーを増やすための実際に使える具体的なテクニックや行動についても解説します。
インスタグラムには、専用のプロアカウントがあるので、これを活用します。プロアカウントには、ビジネス用と個人(クリエイター)用の2種類があり、無料でも使用することができます。
このアカウントでは、フォロワーの分析もすることができます。投稿の閲覧回数や年齢といった情報なども収集することができます。フォロワーが多いアカウントを把握し、企業にとって有益なフォロワーを増やすようにしましょう。アクセスデータ分析や広告掲載などもあり、このアカウントがおすすめです。
インスタ広告は、ターゲティング機能により、年齢・性別・地域・興味関心などまだフォローしていないユーザーにアプローチすることができます。オーガニック投稿では届きにくい層にもアプローチできるため、企業やブランドに認知度を上げられ、アカウントの訪問やフォローにつなげることも見込めます。特にリールやストーリーズを使うことで、視覚的にブランドを印象づけられ、フォロー動機につながりやすいです。
インスタグラムを自社から閲覧投稿する際には、インスタ自体の更新時期にも合わせるようにします。
自社のアカウントにとって最適なタイミングを特定するために、まずフォロワーがいつ活動しているのかを把握しましょう。フォロワーが多い時間帯を見つけたあとは、試験的に自社のインスタ更新を繰り返してみて、投稿に対する反応が最もよい時間を見極めるようにします。
特にsikiapiでは、指定した日時でのメッセージの配信や、多数のユーザーへの同時配信を実施することができ、さらにいろいろな場面でも活用できます。
参考:https://sikiapi.com/instagram
インスタグラムのフォロワーを増やすときは、ハッシュタグを使う手法も有効です。
自分のプロフィールに関連するテーマや業種に関するキーワードや、フォロワーが投稿しているハッシュタグなどを調べてみましょう。あまり大きなテーマは埋没してしまう恐れがありますので、できればほどほどの規模のハッシュタグを使用するようにします。
フォロワーを増やすインスタグラム運用のためには、まずプロフィール情報が重要です。
定期更新により、顧客からの信頼性が高まります。特にイベントやセール情報があると、フォロー確率もあがることになります。
インスタグラムでは、写真や動画をアップすることも可能です。魅力的なビジュアルがあると、フォロワーの興味を引き、フォロワーからのアクションの具体的な増加も見込めます。化粧品や衣類などのビジュアル利用が適切な場面では、インスタグラムは特に有効です。
sikiapiを利用して、インスタグラムとホームページを連動したマーケティング施策なども是非検討してみましょう。
本記事が、インスタグラムの運用に悩んでいる企業などのみなさまのお役に立てば幸いです。
株式会社リクルートホールディングスでWEBマーケティング業務および事業開発を経験し、アメリカの決済会社であるPayPalにて新規事業領域のStrategic Growth Managerを担当の後、株式会社Enigolを創業。対話型マーケティングによる顧客育成から売上げアップを実現するsikiapiを開発。