Instagramビジネスアカウントの作成方法【2023年最新】

Instagramビジネスアカウントの作成方法【2023年最新】

更新日:2023/08/16

Instagramにはビジネスアカウントと呼ばれる、Instagramで企業やサービスの公式アカウントを運営するのに特化しているアカウントが用意されています。今、Instagramで公式アカウントを運営したい方に向けて、Instagramビジネスアカウントの作成方法と活用のコツについて解説しています。

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Instagramとは? 

Instagramのビジネスアカウントについて解説する前に、Instagramの特徴やユーザーの特徴について解説します。
Instagramとは、2010年10月に誕生した写真や動画を中心に投稿するSNSの1つです。
全世界の月間アクティブユーザー数は、約20億人以上(2022年7月時点)も存在しており、日本国内だけでも約4610万人以上(2022年1月時点)もいます。
また、テキストではなく写真や動画による情報発信がメインなので、視覚的なインパクトを与えやすく多くの企業やクリエイターなどが参入しています。
そのため、Instagramのユーザーは他のSNSと比べて10代〜30代の若者が多く、その中でも特に女性からの人気が高いです。
実際に、インスタグラムのユーザー数の内、57%が女性ユーザーです。

Instagramビジネスアカウントとは? 

インスタグラム
Instagramには、一般ユーザーが利用している「個人アカウント」とビジネス目的やその他情報発信を目的としたユーザー向けの「プロアカウント」の2種類があります。
また、「プロアカウント」にも、「クリエイターアカウント」と「ビジネスアカウント」の2種類があります。
ビジネスアカウントとは、企業や店舗がInstagramを活用してマーケティングや集客を行うために専用に用意されているアカウントです。
企業や店舗は、Instagramを活用して自社のアピールを行う場合、「個人アカウント」よりもビジネス向けの機能が豊富にある「ビジネスアカウント」を活用することが効果的です。
実際に、Instagramに参入している多くの企業は、「ビジネスアカウント」に切り替えて効果的に自社のアピールを行っています。

Instagramビジネスアカウントのメリット

SNS
ビジネス向けにInstagramを運用するユーザー向けの「ビジネスアカウント」を実際に利用している企業は多いです。
ビジネスアカウントを使ってInstagram運用をすることによって、どのようなメリットがあるのでしょうか?
ここでは、Instagramビジネスアカウントのメリットを、主に3つ解説します。

ビジネスプロフィールにできる

ビジネスアカウントに切り替えることで、ビジネスプロフィールにできます。
ビジネスプロフィールでは、企業や店舗の連絡先や住所、お問い合わせや注文などのアクションボタンを設置することが可能です。
Instagramから直接、企業に連絡や注文が行えるようになることで、効率的に集客が行えるようになるだけでなく、売上や見込み顧客、潜在顧客の獲得にも繋がります。
アクションボタンが設置されていなくてもDMから問い合わせを行えますが、ユーザーにとってはアクションボタンからの問い合わせの方が気軽に行えるので、おすすめです。
実際に、ビジネスプロフィールにすることで、Instagramから流入してくる顧客が増加した企業や店舗は多く存在します。

インサイトを利用できる

ビジネスアカウントでは、インサイトを活用してさまざま情報を分析できます。
インサイトで分析できる情報は、主に以下の4つです。

  • インプレッション数:投稿の合計閲覧回数
  • リーチ:投稿を閲覧したユニークアカウント(投稿を閲覧したユーザー数)数
  • Webサイトクリック:プロフィールからWebサイトをクリックしたアカウント数
  • フォロワーアクティビティ:フォロワーが1日にInstagramを利用する平均回数

インサイトを利用すれば主に以上の情報を知ることができ、アカウントの成長やマーケティングを効果的に行うための分析が行えます。
また、ビジネスアカウントであれば誰でも無料でインサイトを利用できるので、運用する上では欠かせない機能の1つです。

広告の出稿ができる

ビジネスアカウントは、Instagram広告の出稿を行うことができます。
Instagram広告は、フィード、ストーリーズ、リール、発見タブの4ヶ所にさまざまな形式で出稿することが可能です。
広告のフォーマットもアンケートやショッピング形式や複数枚の画像や動画を使ったカルーセル広告など豊富な種類があります。
さらに、広告掲載期間や範囲などによって料金を決めることができ、精度の高いターゲッティングも行えるので、とても高い広告効果を期待できます。
実際に、Instagramユーザーであれば、1度は広告を見たことがあるでしょう。
多くのユーザーに認知されるだけでなく、見込み顧客や潜在顧客にしっかりとアプローチできるので、ビジネスアカウントに切り替えて広告を出稿している企業や店舗はとても多いです。

Instagramビジネスアカウントの作成方法

設定
Instagramのビジネスアカウントには、さまざまな機能があり、Instagramで集客やマーケティングを行う企業や店舗にとって大きなメリットがいくつもあります。
また、広告などを利用しない場合は、無料で利用することが可能です。
ここでは、ビジネスアカウントの作成方法を5つの手順で解説します。

ステップ1 Instagramアカウントを開設する

最初に、Instagramアカウントを開設していない方は、アカウント開設から行います。
また、InstagramなどのSNSはスマホから利用するユーザー向けの仕様になっていることがほとんどなので、ブラウザからではなくアプリからの利用がおすすめです。
アカウントは、利用者のユーザーネームや生年月日、電話番号やメールアドレス、パスワードを設定して本登録を行います。
詳しいアカウント作成手順については、ご利用ガイド:Instagramの新規アカウント作成を参照してください。

ステップ2 電話番号かメールアドレスを登録する 

個人アカウントの作成が完了したら、次にビジネスアカウントを作成するために電話番号かメールアドレスを登録します。
Facebookから連携して登録する方法もありますが、企業とか関係の無い個人情報なども連携されてしまうので、注意が必要です。

ステップ3 名前とパスワードを設定する 

アカウントに使用する名前と、セキュリティのためのパスワードを設定します。
名前は、提供しているサービス名や企業名、店舗名などに設定することで、ユーザーからどのような企業なのか認識してもらいやすくなります。
また、パスワードは、ビジネスを目的とした企業アカウントなので、安全性の高い予測されにくいものにすることをおすすめします。

ステップ4 プロフィールを設定する 

プロフィール表示されるアイコンや自己紹介文、企業やECサイトのURLなどを入力して、プロフィールを充実させていきましょう。
プロフィールは、ユーザーが最初に見るページでもあるので、充実させておくことでユーザーに与えられる除法料が増えて、見栄えがよくなるので、とても大切です。
また、プロフィールのアイコンは企業やブランドのロゴなどに設定することをおすすめします。

ステップ5 ビジネスアカウントに切り替える 

アカウントが作成できたら、プロフィールから「メニュー」を開き、「設定」をタップします。
「設定」から「アカウント」を開くと、1番下に青文字で「アカウントタイプを切り替え」という表示があるので、タップして「個人アカウント」から「ビジネスアカウント」に切り替えます。
詳しいビジネスアカウント変更手順は、ご利用ガイド:Instagramアカウントをプロアカウントに変更するを参照してください。

また、ビジネスアカウントは、Facebookページの作成とカテゴリ選択ができるようになっているので、必要に応じてFacebookページを作成し、自社に最も近いカテゴリを追加しておきましょう。
ビジネスアカウントに切り替えて、Facebookと連携させてFacebookページを作成し、カテゴリを決めたら完了です。

Instagramビジネスアカウントの効果的な活用方法

インスタグラム
ビジネスアカウントを作成したら効果的に活用して、売上やフォロワーを増やしたり目的や目標を実現させていくことが大切です。
続いては、ビジネスアカウントの効果的な活用方法を、主に3つ解説します。

目標を明確化させる

ビジネスアカウントに切り替えることによって、企業や店舗のアカウントはより効果的に集客が行えるようになります。
しかし、目標が曖昧な場合や決まっていない場合では、効果が薄れてしまうことが多いです。
「企業やサービスの認知度を拡大させる」「Instagramユーザーを狙ったマーケティングを行う」「投稿やストーリーズを利用してブランディングを行う」などの明確な目標を持った上で、ビジネスアカウントを運用することが効果的です。
明確な目標があれば、分析する内容や運用方法、投稿内容なども決めやすくなるので、Instagramからの流入も多くなる可能性が高いです。
そのため、ビジネスアカウントを作成する前に、目標を明確化させておきましょう。

ターゲットを明確化させる 

目標を明確化させることができたら、次にアプローチしたいターゲットを明確化させます。
自社が提供している商品やサービスは、どのような年齢層、性別、居住地、趣味、職業のユーザーに知ってもらいたいのか明確にさせることで、投稿内容や広告掲載範囲などが定まりやすくなります。
さらに、フォロワーやインプレッション率を上げるためにトレンドやハッシュタグを多用しても、自社の売上やブランディングにはほとんど繋がりません。
ビジネス目的で運用する場合は、しっかりとターゲットを明確化させて、どのような集客方法、マーケティング戦略を取り入れればいいのか分析することが大切です。
そのため、投稿をする前に、ターゲティングもしっかりと行いましょう。

統一感のあるアカウントにする

Instagramのアカウントは、プロフィールを見た時に統一感があり、おしゃれで綺麗に見えるアカウントに人気が出やすいです。
さらに、アカウントに統一感を持たせることによって、多くのユーザーからどんな情報発信を行っているアカウントなのか簡単に判断できるようになります。
興味のあるアカウントやフォローするつもりで見たアカウントであれば、統一感がなくてもしっかり投稿を見てもらえますが、そうでない企業や店舗アカウントの場合、第一印象でインパクトを与えることが大切です。
最初に興味を引くようなアカウントになっていれば、気に入ってくれたユーザーはすぐにフォローしてくれる可能性が高くなるので、とても効果的です。
そのため、投稿内容や写真や動画のテイストや色合いなどは、できるだけ統一感を持たせるようにしましょう。

Instagram運用におすすめの「sikiapi」 

シキアピ
Instagram運用に特化したMAツール「sikiapi」は、ビジネスアカウントを利用している企業や店舗にとてもおすすめです。
また、Instagram運用がうまくいかない場合や売上やブランディングに直結しないと悩んでいる企業などにも、とても効果的です。
「sikiapi」では、フォロワーやDMの管理、アカウント運用代行やユーザーの属性設定による効率的なターゲッティングなど、さまざまな機能が利用できます。
そのため、Instagram運用の知識やスキルが少ない企業や本業務が忙しくリソースをあまり避けない企業でも、高い効果が期待できます。
これからInstagram運用を始める企業やInstagram運用で悩んでいる企業は、ぜひ1度「sikiapi」の導入を検討してみることをおすすめします。
sikiapi 公式サイト

まとめ

インスタグラム
Instagramは、ビジネス向けに「ビジネスアカウント」を用意しており、実際にビジネスアカウントを運用している企業はとても多いです。
また、ビジネスアカウントを効果的に活用することによって、売上や集客、ブランディングに大きく繋がり、Instagramから多くの顧客を獲得できます。
そのため、これからInstagram運用を考えている企業やまだ「ビジネスアカウント」に切り替えていない方は、ぜひ今回の記事を参考に「ビジネスアカウント」を作成してみてください。

柳沢智紀
この記事の監修者
柳沢智紀
株式会社Enigol

株式会社リクルートホールディングスでWEBマーケティング業務および事業開発を経験し、アメリカの決済会社であるPayPalにて新規事業領域のStrategic Growth Managerを担当の後、株式会社Enigolを創業。対話型マーケティングによる顧客育成から売上げアップを実現するsikiapiを開発。