更新日:2024/12/04
アパレルブランドのLINE公式アカウント活用事例を紹介。ユニクロ、UNITED ARROWS、BEAMS、H&M、中西呉服店が成功事例として挙げられ、リッチメニューやカードタイプメッセージを活用して集客や販売促進を行っています。LINE公式アカウント運用に便利な「sikiapi」ツールは、SNS運用を効率化し、ユーザー対応やクーポン配信を簡単に実施可能で、プログラミング不要で直感的に操作できます。
アパレルブランドの運営において、SNSの活用は一般的になってきました。SNSをうまく活用できるかどうかで、売上が左右されるといっても過言でない時代です。そこで本記事では、SNSの中でも幅広い世代に利用されているLINEについて、アパレルブランドのLINE公式アカウントの活用事例を紹介していきます。
これからLINE公式アカウントを使って、集客・販売促進をすすめていきたいアパレル業界の方は、ぜひ最後までご覧になってください。
LINE公式アカウントとは、LINE上に企業や店舗がアカウントを作成して、「友だち追加」をおこなったユーザーに対して情報を発信していくサービスになります。近年、スマートフォンの普及にともなって、SNSの利用者数が増えてきています。特に、メッセージアプリとしての側面が強いLINEは、男女や年齢を問わず幅広いユーザーに利用されている点が特徴です。
このような状況を踏まえて、LINE公式アカウントを活用して情報発信を行う企業も増加傾向にあります。大手企業の場合だと、LINE公式アカウントを保有していないケースの方が少ないかもしれません。
LINE公式アカウントの活用が、自社のビジネス・事業の成果を大きく左右するといっても過言でないでしょう。
アパレルブランドのLINE公式アカウントを利用した成功事例を紹介していきます。今回紹介するアパレルブランドは、以下の5つです。
それぞれ詳しく解説していきます。
ユニクロ
ユニクロは、株式会社ファーストリテイリングが展開する日本発のグローバルアパレルブランドです。1984年に広島で第1号店を開店し、シンプルで機能的かつ高品質な衣服を手頃な価格で提供することで成長。ヒートテックやエアリズムなどの革新的素材を活用した商品で注目され、世界70以上の国と地域に進出しています。環境や社会貢献活動にも力を入れ、持続可能なファッションを目指しています。
項目 | 内容 |
---|---|
サービス名 | ユニクロ |
会社名 | 株式会社 ファーストリテイリング |
公式サイト |
ユニクロは、LINE公式アカウントで定期的にセール商品やおすすめ商品の情報を配信しています。一つ一つの商品がどのくらいの期間販売されているか、また商品の色の種類がいくつあるかなど、詳細な商品情報が記載されている点が、ユニクロのLINE公式アカウントの特徴です。
また、ユニクロのLINE公式アカウントでは、リッチメニュー※をうまく活用してユーザーの利便性を高めている点も強みです。リッチメニューとは、LINEのトークページ下に固定の項目を表示できるLINEのサービスで、LINE公式アカウントを導入している多くの企業が活用しています。
ユニクロのリッチメニューではオンラインストアへ、会員ページ、今秋のチラシ、商品コレクションページなどのへの導線メニューが表示されており、タップするだけで対象のページへ遷移することが可能です。LINEのトーク画面上に情報を表示すると、情報が流れてしまう可能性がありますが、リッチメニューに固定リンクを表示しておけば、ユーザーがいつでも該当のページをスムーズに表示することができます。
(※参照:https://campus.line.biz/line-official-account/courses/features/lessons/richmenu)
UNITED ARROWS
ユナイテッドアローズは、日本発のファッションブランドで、1989年に設立されました。高品質な商品と洗練されたスタイルを提案し、幅広い年齢層から支持を受けています。セレクトショップとして国内外のブランド商品を取り扱うほか、自社ブランドの展開も行っています。「豊かで上質な生活文化」をテーマに、ファッションだけでなくライフスタイル全般にわたる提案を重視。環境や社会貢献にも取り組み、持続可能な企業活動を目指しています。
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | 株式会社ユナイテッドアローズ |
公式サイト |
性別、年代を問わずに幅広く衣類・小物を展開しているUNITED ARROWSのLINE公式アカウントでは、テキストメッセージを使用せずに、「カードタイプメッセージ※」と「リッチメッセージ」の2つを活用してアカウント運用を行っています。
(※参照:https://campus.line.biz/line-official-account/courses/features/lessons/cardtypemessage)
最初の吹き出しは、以下の5つのカードタイプメッセージが表示されています。
次に表示されたリッチメッセージでは、LINEアカウントと会員プログラムの連携をおすすめする内容(「LINEアカウント連携で5,000マイルプレゼント」)が表示されています。
通常メッセージでは、主にリッチメッセージが使用されて、商品情報の配信が行われています。商品画像やキャッチコピーなどクリエイティブのみで訴求しているため、テキストメッセージよりも情報が視覚的に伝わりやすい点が特徴です。
情報量もコンパクトにまとまっているため、メッセージ確認も直感的におこなえます。このため、ユーザーも気軽にメッセージを確認しやすいといえるでしょう。
BEAMS(ビームス)
BEAMS(ビームス)は、1976年に東京・原宿で誕生した日本のライフスタイルセレクトショップです。「カルチャーとファッションの交差点」をコンセプトに、国内外のブランドアイテムや独自開発の商品を幅広く展開。カジュアルウェアからインテリア、雑貨まで多岐にわたる商品ラインナップが特徴です。常にトレンドを取り入れながらも、個性と遊び心のあるスタイルを提案。アートや音楽とのコラボレーションも積極的に行い、文化的な影響力を持つブランドとして評価されています。
項目 | 内容 |
---|---|
サービス名 | BEAMS(ビームス) |
会社名 | 株式会社ビームスホールディングス |
公式サイト |
日本国内のセレクトショップとして人気を誇る「BEAMS」もLINE公式アカウントを活用しています。BEAMSのLINE公式アカウントでは、以下の4つのカードタイプメッセージであいさつの設定※されています。
(※参照:https://campus.line.biz/line-official-account/courses/features/lessons/welcomemessage)
あいさつでの情報量は少なめですが、その代わりに画面下のリッチメニューにて、タイムセールや新着アイテム、アウトレット、Web限定商品などのECサイトへの導線が設定されている形です。
あいさつの情報量が多すぎると、ユーザーが内容を見る気がなくなってしまうケースも少なくありません。BEAMSのように、あいさつの情報表示は最小限にして、リッチメニューでユーザーに項目を選択してもらうことで、メッセージ画面からの離脱を防ぎやすくなります。
H&M(エイチ・アンド・エム)
H&M(エイチ・アンド・エム)は、スウェーデン発のグローバルファッションブランドで、1947年に創業しました。「ファッションとクオリティを最良の価格で、持続可能な方法で提供する」を理念に、トレンド感のある衣服を手頃な価格で展開しています。現在、世界70以上の国と地域に店舗を展開し、オンライン販売にも注力。リサイクル素材の使用や、衣服回収プログラムなど、環境保護への取り組みも進めています。幅広いスタイルと価格帯で多くの顧客に支持されています。
項目 | 内容 |
---|---|
サービス名 | エイチ・アンド・エム |
会社名 | ヘネス・アンド・マウリッツ・ジャパン株式会社 |
公式サイト |
スウェーデンの大手アパレルメーカー「H&M」は、LINE公式アカウントで、以下の5つのカードタイプメッセージを表示しています。
カードタイプメッセージで、iOS版アプリとAndroid版アプリの訴求を行っている点がH&Mの特徴です。アプリをダウンロードしてもらい、アプリ上でH&Mの商品を購入してもらいたい意図が伝わってきます。
また、カードに表示される画像は最後のカードを除いて、モノクロの人物画像で統一されています。欧米で強い人気を誇るH&Mのアカウントらしく、とてもファッショナブルな印象を醸している点がH&MのLINE公式アカウントの特徴といえるでしょう。
中西呉服店
中西呉服店は、創業1861年(文久元年)の老舗呉服店で、京都を拠点に和装文化を支え続けています。着物や帯を中心に、伝統的な技術を生かした高品質な和装製品を提供。茶道や華道など、日本の伝統文化と深く関わりを持ち、多くの愛好家や職人から信頼されています。時代の変化に合わせて現代のライフスタイルにも対応したデザインを提案し、若い世代への普及にも注力。和の美を伝える存在として日本文化の継承に貢献しています。
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | 株式会社 中西呉服店(Kimono唐草グループ) |
公式サイト |
中西呉服店は、呉服や和雑貨、宝飾品の販売を手掛けている老舗の会社です。LINE公式アカウントを導入する前は、主にダイレクトメールや電話を使用して集客を行っていました。ただ、時代の流れと共に電話に出られない顧客が増加したため、業務効率を高めて販売促進を実施していくために、社員1人に対して携帯電話を1台支給して、LINEのアカウントを活用して集客を行うようになりました。
LINE公式アカウントの運用によって、LINE内で予約受付・予約管理業務が完結するようになり、店舗スタッフの業務負担の軽減を実現しました。また、社員が勧誘業務にかける時間についても削減ができ、販売促進の効率化をLINE公式アカウントによって進められています。
LINE公式アカウントを活用して情報発信や販売促進を行う際、すべて手動で行ってしまうと作業工数が多く発生してきます。LINE公式アカウントの運用に時間をとられてしまい、本業の稼働時間が減ってしまっては元も子もありません。
そこでおすすめしたいツールが「sikiapi」になります。sikiapiは、LINE・InstagramのCRM、マーケティングオートメーションツールです。
sikiapiを利用することで、LINE・InstagramなどのSNSでの顧客対応や、メッセージの一斉配信、クーポン配信を行えます。これにより、カスタマーサクセスの向上、売上最大化に繋げることが可能です。
sikiapiの主な機能として、以下の機能が挙げられます。
sikiapiの特徴として、以下の内容が挙げられます。
それぞれ詳しく解説していきます。
sikiapiは、プログラミング不要でご使用いただけます。クリック操作のみで使用できるマーケティングツールとなっているため、エンジニアでない方でも直感的に操作可能です。難しい操作に労力を使うことなく、効果の高い施策を実施することができます。
sikiapiでは、ご利用のお客様の声やLINEの仕様変更などに合わせて、機能やレイアウトなどを定期的にアップデートしています。既存の機能に執着しすぎずに、柔軟に機能を拡充して進化していく点がsikiapiの特徴といえます。
sikiapiでは、LINE・Instagramの2プラットフォームを1つの管理画面で操作することが可能です。ひとりのユーザーに対して、LINE・Instagramでそれぞれ重複したメッセージの配信を防止したり、各SNSで獲得した情報をそれぞれ別のSNSで活用するといった使い方ができます。
近年のSNSユーザーは、複数のSNSでアカウントを保有していることが多いです。LINE・Instagramのアカウント情報を一元管理することで、より効率よくユーザーにアプローチを進めることができます。
sikiapiでは、メッセージの送信可能件数やログインユーザー数、サポート内容などによって、以下の4つのプランが提供されています。
プラン名 | スタートプラン | スモールプラン | スタンダードプラン | エンタープライズプラン |
---|---|---|---|---|
月額 | 4,500円 | 20,000円 | 50,000円 | 100,000円 |
メッセージ送信可能数 | ~1,000件 | ~20,000件 | ~60,000件 | 無制限 |
ログインユーザー数 | 1 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
サポート | メール対応あり | メール対応あり | チャット対応あり | チャット対応あり |
また、上記プランに加えて、お客様のご予算・ご都合に合わせてプラン内容をカスタマイズできる「カスタムプラン」も提供しております。
尚、今なら14日間無料で「sikiapi」をお試しいただくことが可能です。実際にsikiapiをお試しいただいた後、各プランにて本契約を進めていただくことも可能ですので、ぜひご検討くださいませ。
アパレルブランドの事業を成功させる上で、LINE公式アカウントの活用は非常に重要です。LINE公式アカウントを上手く活用できるかどうかで、売上に大きな差が出てくるといってよいでしょう。
本記事で紹介したアパレルブランドのLINE公式アカウントの活用事例を参考にしていただき、LINE公式アカウントの運用をスタートいただけると幸いです。
尚、記事の最後に紹介させていただいた「sikiapi」をご利用いただくことで、LINE公式アカウントにおける情報配信やメッセージ配信などを自動で行うことができます。LINE公式アカウントの運用をすべて手動で行ってしまうと、本業のリソースが不足してしまう可能性があります。
sikiapiでLINE公式アカウントの運用を自動化すれば、リソースの使用を最小限に抑えて、LINE公式アカウントの運用を行うことが可能です。
この機会に、sikiapiの導入も合わせてご検討いただけますと幸いでございます。
sikiapi(シキアピ)は、シナリオ型のチャットボットを活用し、対話型マーケティングで企業のInstagram・LINE公式アカウント運用を支援するツールです。
セグメント配信、シナリオ配信、自動応答機能などで顧客一人ひとりにカテゴライズされたマーケティングが可能となります。AIのようにその場で会話を考えていく機能はありませんが、シナリオ型のチャットボットのメリットを最大限に活かしているため、質の高いサービスを顧客一人ひとりにカスタマイズして届けることができます。
また、sikiapiはシナリオ型チャットボットを作成する上で、プログラミングなどの特殊な技能は必要ありません。直感的な操作でチャットボットを作ることができることも大きな魅力の一つとなっています。
項目 | 内容 |
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サービス名 | sikiapi |
会社名 | 株式会社Enigol |
公式サイト | https://sikiapi.com/ |
株式会社リクルートホールディングスでWEBマーケティング業務および事業開発を経験し、アメリカの決済会社であるPayPalにて新規事業領域のStrategic Growth Managerを担当の後、株式会社Enigolを創業。対話型マーケティングによる顧客育成から売上げアップを実現するsikiapiを開発。