Instagramでブランドコミュニティを作るメリットとコツ

Instagramでブランドコミュニティを作るメリットとコツ

更新日:2023/07/19

多くの人が日常的に利用するInstagram。そのInstagramの中で「ブランドコミュニティ」を形成してフォロー・フォロワー双方の利益を向上させているケースがあるのをご存知でしょうか。この記事ではブランドコミュニティとは何か、ブランドコミュニティを作るメリットやコツについて詳しく解説します。

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Instagramとは?

Instagramというアプリを知っていますか?Meta社(旧Facebook社)が開発したアプリです。写真・動画を投稿したり、他の人の投稿を見ることができます。皆さんもきっと日常的に使ってらっしゃるのではありませんか?学生の間だけでなく、社会人の中でも世界中の多くの人が使っています。そんなInstagramを使って、最近では色々な戦略が展開されています。今回の記事では、 Instagramのビジネス・サロンなどへの応用、即ち Instagramを使ってブランドコミュニティを作る方法・そのメリットなどについて色々みていきましょう。
Instagram

ブランドコミュニティとは

まず、ブランドコミュニティとは何でしょうか?例えば、芸能人・有名人・企業がサロンを開設することが増えてきました。彼らは自分の知名度を利用することで、多くのファンの方をコミュニティに招待しています。ファンの方も自分が好きな芸能人のコミュニティに入ることで、他のファンの方と交流したり、そのコミュニティでしか手に入らない情報を手に入れたりしています。コミュニティによっては月額何円などと有料だったり、参加者が払う会費によってランクが分けられたりしています。

ブランドコミュニティのメリット

ブランドコミュニティを作るメリットは何でしょうか?主催者側と、参加者側に分けて二つの立場から考えたいと思います。

主催側のメリット:収入アップにつながる

まず、主催者側についてです。テレビ・YouTubeなどで有名になった人たちはブランドコミュニティを作る傾向が強いです。彼らはブランドコミュニティを作ることによって、入会金を取ったり・グッズを売ったりすることで自分の収入を増やすことが可能になります。
無料のコミュニティだとしても、参加者に色々新商品やセールの情報などを伝えることによって参加者が自分の企業の商品を買ってくれるなどのメリットがあります。単純に要約すると、主催者側には金銭的メリットが強く存在します。

参加者のメリット:情報や交流の機会を得られる

次は、参加者側についてです。参加者側の方がメリットとしては多種多様なものがあります。例えば、アイドルのファンの方は純粋にアイドルを追いかけていたい、世間的に推しと呼ばれているような人も多いです。他にも、ミュージシャンのコミュニティならライブのチケットが他の一般客よりも早く取れたり、知識人のコミュニティの場合なら現代社会や最近起きた事件などについて分かりやすく解説してくれたりとニュースの代わりになるなどといったように各々でメリットが異なるのが現実です。
実際にファン同志が交流をしていたり、主催者との食事会など実際に交流する機会を設けているブランドコミュニティも多く存在します。結局、人によってメリットは異なりますが、根底にあるものは自分が入っているブランドが好きであったり、興味があるということになります。
コミュニティ

ブランドコミュニティの形成

では、自分が主催者側にいたとして、どのようにコミュニティを作っていけばいいのでしょうか?勿論、有名な企業・芸能人などのように最初から知名度があればただTwitterやInstagramなどのSNSでコミュニティを作りますと宣言すればいいだけです。そうすれば既存のファンがいきなり自分のコミュニティに参加してくれると思います。
しかし、一般人・新規企業がブランドコミュニティに参入するには簡単ではありません。まず、知名度もないですし、わざわざそのコミュニティに入るメリットが参加者にとって存在しないからです。ではまず、何が必要なのか・それを獲得するにはどうすべきかについて考察してみましょう。

知名度を利用する

上でも述べたように、まず知名度・参加者が必要になります。知名度は参加するかもしれない人に自分たちが何をやっているかを知らせたり、これだけの人が参加してるんだから自分も参加してみようといったポジティブな感情を与えてコミュニティの人数を増やすことにも大きく役立ちます。実際にインターネットでバズった投稿者のYouTubeチャンネル・InstagramなどのSNSのフォロワーが劇的に増えているという事実もあります。だから炎上商法でも何でもいいからとりあえず有名になるのが大事になってきます。無関心の状態が最も辛く、何も産みださないからです。

参加者の確保

次に参加者をまず一定数確保する必要性があります。コミュニティは一人や二人では成立せず、一定の参加者が必要です。では、その参加者を獲得したり、見つけてくるにはどうすればいいのでしょうか?普通、いきなりコミュニティに入りませんか?​と聞かれたら怪しい・・・と思うはずです。そもそも共通の話題・趣味を持つ人をどのように見つけるのでしょうか?それは次で見ていきましょう!
Instagram

Instagram活用のコツ

皆さんはInstagramをどのように使っていますか?友達の投稿を見たり、ストーリーを見たり、旅行に行った時の風景や食べ物の写真を載せたり・・・など色々な使い方があると思います。InstagramはTwitterと同じで気軽に他の人の投稿を見ることができます。そして、その気になる人の投稿にいいね(ハートのボタンを押す)したりダイレクトメールを送ったりすることで、その人と直接コンタクトをすることができます。そんなInstagramを上手に利用すれば、ブランドコミュニティの効果をグンとアップさせることができますよ。

Instagramユーザーの傾向を把握する

TwitterなどよりもInstagramの方が、自分の趣味やお洒落な写真など、ポジティブな投稿を載せている傾向にあり、なおかつ他人の投稿に対してもポジティブな反応を返す傾向があります。自分の投稿をいいねしてくれた人は自分と共通の趣味を持っている傾向が強く、自分のブランドコミュニティに参加してくれるかもしれません。その人たちの投稿を見てみたり、コメントやダイレクトメールを送ったりすることで、さらにその人たちの趣味や傾向を把握することが可能になります。しかも、世界中の人々と交流することが可能なので、どんな趣味・仕事などであっても共感してくれる人は一定数存在すると思います。

インフルエンサーとのつながりを持つ

自分の投稿を拡散するためにインフルエンサー(既に知名度が圧倒的に高い芸能人・YouTuberなど)とコラボしたり、彼らと繋がりを持っておくことも大事になってきます。実際にTwitterやInstagramで有名な人は互いにコラボをすることで、相手のコミュニティに属している人を自分のコミュニティに入れたり、次々と新たにフォロワーを獲得したりしています。これによって、本来ならば自分のコンテンツだけでは獲得できない層を吸収することが可能になると思います。彼らとの繋がりによって新しいコンテンツを生み出したりすることも容易になったり、自分の知名度もさらに上げることができるので多くのメリットがあるのは間違いなしと思います。

他のブランドコミュニティを参考にする

自分と同じようなブランドコミュニティを既に形成している人の投稿を参考にしたり、コメントやダイレクトメールを送ることで、その人たちに話を聞いたりすることも非常に有効です。自分で一から考えていくより、既存の上手くいっている手法を取り入れた方が圧倒的に効率が良いです。そのノウハウを利用して、自分の投稿のクオリティを上げたり、新規コンテンツを生み出していくのが大事になります。
例えば、コミュニティ限定のクーポンを作ってコミュニティに属している人に配布したり、実際に会って色々ファンと交流をする機会を与えるなどと特別なロイヤリティを付与したりするとメンバーは満足したりすると思います。
このように人や知名度を獲得するには色々な方法があり、それらを組み合わせて効果的にコミュニティを広げていくべきなのは分かっていただけたでしょうか?
Instagram

他の人と差をつけるために

今まではコミュニティ運営を考える上で、既存の当たり前の方法論・一般論を述べてきました。しかし、これらのメソッドはインターネットや本などに書いてあったりするので、多くの人が既に考えて実践・試行錯誤していると思います。多くの人が既に実践していることを真似しているだけでは差をつけることができません。それでは、どのようにして競合相手との差別化を行っていけば良いのでしょうか?

チャットボット活用のすすめ

例えば、チャットボットの活用術があります。チャットボットとは自動で返信を行うことのできるAIと考えると分かりやすいと思います。以前は、娯楽目的で使われていたチャットボットですが、現在では多くの企業・コミュニティがチャットボットを採用していて、決済システムや自動でクーポンを配布したりなどと様々な応用がされてきています。実際に、UNIQLO・LINE・Amazonなどでも使われています。

24時間自動対応で双方ストレスフリー

チャットボットの便利さは、簡単な質問対応などなら24時間自動で行うことができるという点です。例えば、インスタグラムを介して、コミュニティに入りたいと思うファンの方がいます。その人はどのようにしてコミュニティに入るのか・どのようにして決済するのかなどが全く分からないことが多いと思います。そんな人にとってチャットボットは救いです。チャットボットがなければ、コミュニティの問合せフォームにメールを送ったり、その返信を待って、追加で分からないことがあったらまた同じ作業をして・・・といったように色々面倒な手間が多いです。
しかし、チャットボットを使えば自動で自分の問いあわせに対応してくれますし、導入するチャットボットの種類によってはコンビニや銀行などを介することなくチャットボットの画面から決済を行うことも可能になります。
ブランドコミュニティ運営側もファンにとって使いやすいチャットボットを運営することによって質問対応の時間を削減して他のコンテンツを作る時間に費やすことができます。また、自動返信によるキャンペーンを利用してクーポンを配布したり、決済システムを簡略化することによってファンが離れていくのを防ぐこともできます。

おすすめチャットボット:sikiapi

どのようなチャットボットを使えばいいのか、どうやってチャットボットを導入すればいいのかわからない方は、まずはsikiapiの導入を検討してみませんか?
当社が提供するsikiapiには定型対応のbot機能だけでも質問対応、シナリオ配信、クーポン配信、フォーム機能など多くの機能が揃っている上、顧客の属性ごとに管理ができるなど、有用な機能が揃っています。また、無料で初回設定サポート、他にもチャットボット運用に関する相談やセミナーなどが用意されているので初めてチャットボットを利用したい方にもおすすめです。
サービス概要や質問対応は以下のリンクよりアクセスすることができます。
sikiapi(シキアピ)|対話型マーケティングツール
sikiapi シキアピ
色々みてきましたが、主催者側・参加者側共に多くのメリットが存在していることが理解いただけましたか?
チャットボットは最近になって大きく広まってきましたが、まだまだブランドコミュニティには大きく進出しているわけではないので今から導入を進めたり、チャットボットの活用術について詳しくなることができたら他の同業者と大きく差をつけられること間違いなしです。実際に導入したコミュニティの声として、売上の90パーセント以上がチャットボットの導入によるものであったり、クーポン配布者の多くが購入に繋がったりと絶大な効果を発揮していました。これからもチャットボットは発展していきますし、熱い分野となるので早めに押さえておくことが大事だと改めて強調しておきます。
Instagram

まとめ

さて、ここまでブランドコミュニティの作成方法だったり、チャットボットを利用して他の競合相手と差をつける方法をみてきました。
ブランドコミュニティを始めとするSNSマーケティングは最近では最もホットな分野の一つとなっていて多くの競合が存在していることもまた事実です。しかも、一度コミュニティを形成したとしても、参加者が離れていってしまっては意味がないですし、継続的にファンにとって有用なコンテンツを提供し続けるという難しい作業が求められています。加えて、SNSの運営・動画編集技術などコンテンツを考える以外にも他の分野の多くのスキルが求められていて、一人ではできないことも多くあると思います。しかし、自分の知名度があるコミュニティを運営して、参加者と交流したり、自分にファンがついてきてくれることは本当に楽しくやりがいがあると思います。
勿論、当たり前ですが一番大事なことは、ゆっくりでいいから地道にコツコツとファンを増やしていくこと、そしてその人たちを大事に大事にしていくこと。ファンが面白いと思うようなコンテンツを自分で色々考えたり、動画再生回数やSNSのフォロワーがどうやったら伸びるかなどを考えて実践していくこと。常にアンテナを張ってホットな情報を掴んできたり、チャットボットなどの流行りを取り入れてみることなど色々大事になってきます。色々大変だと思いますが、この記事を読んで少しはブランドコミュニティを作成するためのヒントが得られたのではないでしょうか?
あとは自分で実践するだけ!そして、チャットボットを駆使したり自分で新しい戦略を見つけたりすることによって差をつけましょう。

柳沢智紀
この記事の監修者
柳沢智紀
株式会社Enigol

株式会社リクルートホールディングスでWEBマーケティング業務および事業開発を経験し、アメリカの決済会社であるPayPalにて新規事業領域のStrategic Growth Managerを担当の後、株式会社Enigolを創業。対話型マーケティングによる顧客育成から売上げアップを実現するsikiapiを開発。