LINEはもう古いのか!?次に台頭するツールはInstagram!?

LINEはもう古いのか!?次に台頭するツールはInstagram!?

更新日:2023/07/10

日本に住む多くの人々にとって主要な連絡ツールである「LINE」。しかし若者の間ではもうLINEは時代遅れだという層もいるようです。この記事ではLINEはもう古いツールになっているのか、若者の間で使われているツールと言われているInstagramの実態を徹底解剖していきます!

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LINEはもう古いのか?

現在多くの方にとって主流の連絡ツールの1つでもあるLINEは、2011年6月にリリースされてから現在まで、日本国内を中心に利用されています。
また、LINEによる連絡が主流になったことによって、多くの若者は電話やメールアドレスを使って連絡を取る機会が大幅に少なくなりました。そのため、「連絡ツールといえばLINEという」イメージを持っている方も多いと思いますが、最近では、LINEはもう古いという流れも出てきているようです。
特に、10代〜20代前半の学生などを中心に、連絡はLINEではなくInstagramのDMを使うことが多くなってきています。そのため、2023年現在では、LINEを使った連絡はもう古いのでしょうか?LINEが古くなっているというならば、InstagramのDMにはLINEにはないどのようなメリットがあるというのでしょうか?
ここでは最初に、以下のデータをもとにLINEはもう古いのかどうかについて解説します。

LINEの高止まり

現在(2022年3月時点)のLINEの月間利用ユーザー数は、約9,300万人以上と、とても多くのユーザーを抱えていることがわかります。
また、10代から60代以上の世代で偏りなく利用されています。
「現在使用しているSNS」「連絡手段」のどちらでもLINEは高い割合を維持しています。

Instagramの利用率が増加

一方で増加率に目を向けてみると、Instagramの躍進が凄まじく、他のSNSを凌ぐ勢いで利用者数を伸ばしています。
Instagramの月間アクティブユーザー数は、日本国内だけでも約3,300万人以上(2019年6月時点)おり、10代から30代の若者を中心に人気が高いSNSです。

このうち、2位の「InstagramのDM」は、女子が前年と比べ6.2ポイント増え63.5%、男子が8.7ポイント増え34.8%と、男女ともに最も増加率が高かった。』

若者はLINEアカウントを所持していてもメインはDM

そのため、InstagramのDMを主流の連絡ツールとして利用している方の多くは、LINEによる連絡も行っており、どちらか一方のみを使っているわけではないようです。
しかし、最近では10代の学生を中心に「LINE離れ」「LINEをしていない」などの情報も増えているので、これから少しつづLINEとInstagramのユーザー数の差は埋まっていく可能性はあります。
連絡手段がLINEからInstagramのDMに移行している若者が増えてきており、「LINEはもう古い?」という噂も立つようになってきています。
『若年層調査の「TesTee(URL:https://testee.co/)」が女子高生500人にSNSの利用状況を調査した結果、利用するSNSはLINEが98%、Twitterが80%、インスタグラムが56%の順に続いた。
用途などを合わせて質問すると、LINEは「連絡用」と答える人が多く、Twitterは、「アカウントにより、キャラクターを変える」という割合が高かった。インスタグラムは、音楽やファッション、食事が趣味のユーザーが多かった。』

LINEのユーザー数について

現在(2022年3月時点)のLINEの月間利用ユーザー数は、約9,300万人以上と、とても多くのユーザーを抱えていることがわかります。
また、10代から60代以上の世代で偏りなく利用されており、男女比は女性の方が少し多くなっています。そのため、LINEを現在でも利用している層は多いと言えます。中高年の方にとっての連絡ツールはメール、またはLINEという方が多く、若い方はInstagramのDMと併用して登録している方が多いようです。
SNS

Instagramのユーザー数について

Instagramの月間アクティブユーザー数は、日本国内だけでも約3,300万人以上(2019年6月時点)おり、10代から30代の若者を中心に人気が高いSNSです。
また、男女比を見てみると、女性の方が利用している割合は高くなっているので、若い女性に特に人気があることがわかります。
そのため、InstagramのDMを主流の連絡ツールとして利用している方の多くは、LINEによる連絡も行っており、どちらか一方のみを使っているわけではないようです。
しかし、最近では10代の学生を中心に「LINE離れ」「LINEをしていない」などの情報も増えているので、これから少しつづLINEとInstagramのユーザー数の差は埋まっていく可能性はあります。

若者はInstagram DMが中心 移行していく可能性も

連絡手段がLINEからInstagramのDMに移行している若者が増えてきており、「LINEはもう古い?」という噂も立つようになってきています。
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1411407.html
ある大学の学生に対して行われたアンケートによると、LINE

インスタグラム

LINEの代わりにInstagramのDMを使う理由 

若者の中には、InstagramのDMをLINEの代わりに使う方が多くなっていますが、なぜLINEではなくInstagramのDMを使うのでしょうか?また、Instagramを連絡ツールとして使うことによって得られるメリットがあるのでしょうか?
続いては、LINEの代わりにInstagramのDMを使う理由を、主に3つ解説します。

連絡先として気軽に交換できる

Instagramは、LINEに比べて気軽に交換できる連絡先という認識の若者が増えています。
主に、初対面の相手やあまり親しくない相手にLINEを聞いたり聞かれたりすることに抵抗を感じる方も多く、LINEは友達や恋人、家族との連絡ツールとして利用しています。
しかし、Instagramの交換に関しては、あまり抵抗を感じる方がおらず、初対面の相手でも気軽に交換できるという方が多いです。また、InstagramはLINEと違い連絡以外にも投稿やストーリーなどをお互いに見ることができるので、連絡を取らなくても相手がどのような人物なのか確かめられるというメリットもあります。
そのため、連絡ツールとしてInstagramのDMを使う理由には、人間関係を慎重に築こうとしている方が増えていることが挙げられます。
DM チャット

LINEと同じように使える

InstagramのDM機能は、LINEと同じように使うことができるので、Instagramを使い慣れている方は、InstagramのDMを連絡ツールとして使うことが多いです。
普段、あまりInstagramを使っていない方にとっては、LINEよりも不便そうに感じることがありますが、実際にはほとんど差がありません。LINEにあるチャット、動画・画像共有、通話、グループなどの機能は、InstagramのDMにも備わっているので、LINEにこだわる必要がなくなっています。また、ストーリーのリアクションなどをきっかけに気軽にコミュニケーションが取れるというポイントもInstagramのDMを使う理由の1つです。

機能が豊富にある

Instagramには、LINEよりも豊富な機能が備わっており、多くの場面で便利なSNSでもあります。
上記2つの理由も、ストーリーや投稿、リアクションなど、Instagramの豊富な機能によって成立していることがわかります。実際に、Instagramのアイコンやプロフィール情報、投稿などは自己紹介のように活用することもできるので、普段どのようなことをしている人なのか判断もしやすいです。
LINEでも、ストーリーや投稿、LINEミュージックなど新機能がどんどん導入されていますが、LINEは現在でも連絡を取り合うことがメインのツールという認識を持っている方が多いので、同じ機能であればInstagramを選ぶ方は多いです。
そのため、Instagramを交換することで、連絡を取る以外のことにも利用することが可能です。
いいね

Instagramのニーズが高い理由 

Instagramは、月間アクティブユーザー数が、現在(2019年6月時点)3,300万人以上おり、現在も人気やユーザー数が増え続けているSNSの1つです。また、10代〜30代の女性を中心に高い人気があることも特徴的ですが、なぜInstagramのニーズが高いのでしょうか?
続いては、Instagramのニーズが高い理由について、主に4つ解説します。

検索エンジンとして使える

Instagramの検索機能は、ユーザー名、ハッシュタグ、スポット(位置情報)などを調べることができるようになっています。
自分が気になっている店舗や観光地、旅行先などを簡単に調べることができ、商品やサービスを提供している企業アカウントも見つけられます。Instagramから商品の購入ページや予約サイトにアクセスできる導線も充実しているので、GoogleよりもInstagramの検索機能を使うユーザーも多くなっています。
また、画像や動画がメインになっているので、視覚的な情報を多く収集できるというポイントも、Instagramを検索エンジンとして使う理由の1つです。そのため、今後もInstagramの検索機能や検索エンジンとして利用するユーザーは増加し続けるでしょう。

多くの企業が集客やマーケティングで使っている

Instagramは、ビジネス向けに運用できる機能や集客やマーケティング、広告掲載を行うための機能も充実しています。そのため、多くの企業の集客やマーケティング手段としてInstagramは利用されており、実際にInstagramによって高い利益を出している企業はとても多く存在しています。
Instagramのアカウントをビジネス向けアカウントに切り替えることによって、フォロワーやアクセス数の分析や年齢層、アクセスが多い時間帯などの情報を収集・分析できます。さらに、細かくターゲットを設定して特定の範囲にのみ広告を配信することもできるので、集客やマーケティングで目的の成果を達成しやすいなどのメリットがあります。
また、10代〜30代の若者が多いことから、化粧品やブランド、美容関連の企業の参入がとても多いです。
インフルエンサー

インフルエンサーが多い

芸能人やYouTuber、インスタグラマーなどのインフルエンサーは、Instagramで日常や商品を紹介していることが多いです。
また、ストーリーを投稿しているインフルエンサーには、DMで直接リアクションが行えるので、ファンにとってはとても有益な機能になっており、ファンとの交流にもInstagramは相性が良いです。さらに、自分の好きなインフルエンサーがInstagramで商品やサービスの紹介をすることによって、多くのファンの購買意欲が促進されるので、インフルエンサーに企業案件を依頼する企業も多いです。
そのため、Instagramには多くのユーザーが自然と集まってくるような状態が作られており、今後もその勢いは増していくことが予想されます。

Instagram内で買い物ができる 

Instagramは、ショッピング機能が搭載されており、写真に商品の購入ページURLを貼り付けて投稿することが可能です。
投稿された写真を見て購入を考えているユーザーに向けて、気軽に商品情報や価格を伝えることができ、Instagram内で購入ページに移動できるので、ユーザーの購買意欲を下げさせにくいです。
実際に、複数のサイトやリンクを経由しなければ購入できない場合、多くのユーザーはかかる手間が多くなり購買意欲が低下します。
しかし、Instagramのショッピング機能によって、それらの課題を簡単に解決できます。そのため、多くの企業や店舗はショッピング機能を活用して、商品を多くのユーザーにアプローチするために利用していることが多いです。
また、商品の購入とは別に問い合わせを行いたいユーザーに向けても、ビジネスプロフィールに切り替えることで、プロフィールから簡単にアクセスできる導線を作れます。
ショッピング機能によって、Instagramを利用して商品を販売する企業や店舗は、今後も増え続けていくでしょう。
sikiapi シキアピ

Instagram運用には「sikiapi」がおすすめ 

Instagramは、連絡手段として活用できるDMやユーザーの個性や趣味を気軽に確認できる投稿やストーリーなど豊富な機能が搭載されており、多くの企業も参入しています。
さらに、Instagramを使った集客やマーケティングは、現在主流の企業戦略の1つであり、利益を出すためには必須のツールとも言えます。Instagram運用に力を入れている企業は多いですが、目的の効果を達成できている企業はあまり多くありません。Instagramを効果的に運用して高い成果を出すためには、運用サポートをしてくれるサービスの活用が大切です。
また、Instagram専用のMAツール「sikiapi」では、DMやフォロワーの管理、データ分析やbotによる定型対応などのサポートをしてくれます。そのため、Instagramによる集客やマーケティングをしている企業は、業務効率改善や集客率アップなどのメリットが得られて、おすすめです。
気になる方、ぜひ公式サイトをご覧ください。
参照:sikiapi 公式サイト
チャット

まとめ

多くのインフルエンサーや企業の参入、検索機能やショッピング機能など、Instagramの利便性はとても高いです。
また、10代〜20代前半の学生を中心に主な連絡手段がLINEからInstagramのDMに切り替わっており、Instagramのニーズ自体も高まり続けています。しかし、LINEから完全に離れているユーザーは、幅広い世代の中でほとんどおらず、InstagramのDMと併用して利用していることが多いです。そのため、連絡手段がLINEからInstagramのDMに完全に移行しているわけではなく、現時点では「LINEはまだ古くない」ことがわかりました。様々な連絡ツールが並列して存在することを理解した上で、場面ごとに効果的なツールを見極め、選択していきましょう。

柳沢智紀
この記事の監修者
柳沢智紀
株式会社Enigol

株式会社リクルートホールディングスでWEBマーケティング業務および事業開発を経験し、アメリカの決済会社であるPayPalにて新規事業領域のStrategic Growth Managerを担当の後、株式会社Enigolを創業。対話型マーケティングによる顧客育成から売上げアップを実現するsikiapiを開発。